カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
ジュピター9:nikkor
2008年06月02日 (月) | 編集 |
 ロシア製のM42マウント、85mmF2。絞りは、プリセット。つまり、絞りリングがレンズの先端に付いていて、ピント合わせは、絞り開放で行い、実際の撮影は、絞り込んだ後に行う仕掛けです。ピントの合焦スピードが速い現在のレンズと比べれば、信じられないほど前時代的な仕掛けですが、まあ、屈折したレンズ遊び(笑)には、これくらいが丁度良いくらいです。
IMG_6866小


 では、実際に、操作してみましょう。

1 絞りを決める。
 絞り環は、カチカチとクリックが利きます。変な力をかけると、壊れてしまうような危うさも併せ持っています。

2 絞りを開放にします。
絞り環の後方にある絞り調節を行うリングを回して、絞りを開放にします。このリングは、絞りを開放にするための仕掛けです。絞りを開放にすることによって、明るいファインダーでピント合わせができる訳です。このリングを回して絞りを小さくすれば、前もって決めておいた絞り値でストップします。
 ペンタックスは、ファインダーが優秀なので、多少絞り込んだ状態でも、ピント合わせは、快適に行うことができます。
IMG_6872小


3 ピントを合わせる。
 もちろんピント合わせは、手動です。ピントが合ったことを合焦マークと音で確認します。
 レンズの天地が少々ずれているのは、ご愛嬌です。
IMG_6871小


4 絞り込んた後、測光を行います。 
この操作をしている間に、一度合わせたピントがずれると、シッターが切れなくなります。絞り羽根の枚数が多く、絞りの形が円形です。少し油がしみ出しているのもご愛敬。

5 シャッターを切ります。
やっと撮影することができました。このごろは横着にも、絞りの初期設定を最小にしておき、リングをスイスイ回して、被写界深度を確かめながら撮影をしています。これはこれで、結構楽しい。
 

 このロシアンテイストたっぷりのレンズをistDSにセットすると、35mm換算で約130mmF2になり、わずかな予算で、大口径中望遠〜望遠の世界を楽しむことができます。絞りが円形で、ボケが美しい。絞っても、開けても楽しめるレンズです。

 今時のレンズに飽きてしまったあなた。
 とても不便なロシアレンズは、あなたが感じている日常の不満をきっと癒してくれますよ。(^_^)/~

【リンゴの花咲く頃】
IMGP1671小


【藤の花咲く頃】
IMGP1766 小

コメント
この記事へのコメント
私も同じような面倒なやつを持ってますよ。
使う機会がないんですけど(笑
しかし写りは良いですね。
ボケも不思議とスーっと抜けてる感じで良いですよ。
隠れた逸品かもしれませんね。
2008/06/04(水) 13:15:44 | URL | めだか猫 #grGQ8zlQ[ 編集]
操作は面倒ですが、「開けて良し、絞って良し」の優れたレンズで、とても気に入っています。
集中的に使ってみようかと思っているところです。
2008/06/06(金) 06:24:16 | URL | nikkor #-[ 編集]
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