FC2ブログ
カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
フジカシックス その1:nikkor
2012年09月29日 (土) | 編集 |
例によって、Kムラでジャンクという表示のスプリングカメラを発見しました。ファインダー付近の形状が流線型で、フジカシックスということが、すぐに分かりました。レンズは、きれいな方だと思います。確か、写りも良かったはず。当分、楽しめそうです。
背景入り①

 それでは、情報収集から。
 フジカシックスⅡCです。
・ 1952年発売。当時、トップカバーが流線型で話題になりました。ファインダーは、目測式。
・ レンズは、フジナー75mmF3.5(3群4枚)。ピント合わせは、直進ヘリコイド。
・ シャッターは、セイコーシャラピッド B、1~1/500秒、右手シャッター。
・ 6×6判とセミ判(6×4.5判)の切り替え可能。
・ フィルム巻き上げは、赤窓式。

 60年も前のカメラだったのですね。流線型のデザインは、鉄腕アトムの単行本(古いね)に、よく登場していました。なかなか良いです。
 1955年に登場した後継機であるスーパーフジカシックスは、6×6判専用になり、セミ判は廃止されました。セミ判が撮影できる本機は、ある意味で貴重な存在です。

(つづく)

スポンサーサイト



短毛丸の開花:nikkor
2012年09月20日 (木) | 編集 |
 「世界の図」の青子(短毛丸ということになります)が、開花しました。どこにでもある短毛丸ですが、漏斗状の大きめの白花は、美しいものです。
短毛丸の開花

 以前から、我が家には、桃色花の短毛丸があり、交配(自家受精しません)をねらっていましたが、なかなか開花時期が合いませんでした。今年は、運良く白花と桃花が、同時に開花したので、交配を試みました。種子が採れたら、実生してみたいと思っています。半分は、採り蒔きをし、残りは、来年の実生にしようと思います。接ぎ木の台木用に、育成するつもりです。


Baldax (D.R.G.M.)その10:nikkor
2012年09月16日 (日) | 編集 |
 観察・情報収集だけで、これだけ楽しませてもらいました。既に、元は取ったようなものです。しかし、カメラですから、写真を写させてやりたいと思います。クリーニング作業を行います。
○レンズのクリーニング
 まず、レンズの分解作業に取り掛かりたいと思います。
 レンズを観察すると、レンズの側面にマイナスの小ネジがありました。おそらくこれを外せばレンズが露出するはずです。後で、ピントが分からなくなるといけませんから、分解前にピントを無限遠に合わせておきます。
 よく見ると、ネジの状態が既に誰かが手をかけたように感じます。良くない結果が想像されます。
分解前

 ネジは、三本とも簡単に外れました。距離環も外れました。
ネジ

 レンズ前群(第1群)が露出しました。何人かの人が以前に分解したらしく、レンズ前群とボディーに印が付けられています。しかも、いくつも・・・。どの傷が正しい無限遠なのか、よく分かりません。印は、一つにしてもらいたい・・・・。
マーキング

 レンズ前群をひねって外しました。誰かがグリスアップしたらしく、少々多めのグリスがはみ出しています。余計なグリスを拭き取って、レンズをクリーニングします。前に分解した人もこの辺りまでだったらしく、中の方の汚れが、残りました。溶剤に漬けて、前群を分解することも考えられますが、なにぶん古いレンズですので、今回は、ここまでとしておきましょう。ボディー側に残ったレンズもクリーニングしましたが、成果はそれほどでも・・・というところです。
 組み上げは、何人かの人が付けたのだろう印を見ながら、おそらくこの辺りと思うところで、ネジをしめました。とりあえず、フィルムを通してみるつもりですが、後日、ピント調整が必要になりそうです。
レンズ前群

 よく見ると、蛇腹にも補修した跡がありました。何人もの人が、修理に取り組んだようですね。
蛇腹補修跡

 次は、ピントの調整、そして、試写となります。少々時間がかかりそうですので、そのうちにということで・・・。(11月頃までお待ちください・・・)





Baldax (D.R.G.M.)その9:nikkor
2012年09月07日 (金) | 編集 |
○フィルム室
 フィルム室は、このようになっています。
フィルム室1

 左から右にフィルムが巻き取られていきます。フィルムの装着が簡単にできるよう、フィルムが収まる部分の金具が、外側に飛び出すよう工夫されています。
フィルム室2

 フィルム室には、スプールが残されていました。よく見ると、FUJIの文字が見えます。ドイツで生産されたカメラが、日本で使われていたのですね。そして、巡り巡って、我が家に・・・。
スプール

(つづく)

Baldax (D.R.G.M.)その8:nikkor
2012年09月06日 (木) | 編集 |
○巻き上げノブ
 巻き上げは、このノブを使って行います。普段は、赤窓をよく見ながら、数字を合わせて撮影します。赤窓で数字を確認する暇がないときには、このノブを巻き上げと逆回しをし、ノブに付いているストッパーが本体と当たるまで回し、その後、フィルムを一巻きすれば、大体一コマ巻き上げられるようです。コマ間は、次第に広がってしまいますが、こうすれば、赤窓を見ずに撮影ができます。
巻き上げノブ

 巻き上げノブは、指掛かりが良いように工作されています。逆回転させると、カチカチと音がします。巻き上げノブの中には、板バネが入っているようです。生産当時に使っていた人も、この音を聞いていたのでしょうね。とりあえず、異状がないようなので、手を出さないことにします。
巻き上げノブ拡大

(つづく)

Baldax (D.R.G.M.)その7:nikkor
2012年09月04日 (火) | 編集 |
○ファインダー
 筒型のファインダーが付いています。距離目盛り板にネジが付いていて、これを回すとファインダーの傾きが変化します。
 距離目盛り板を無限遠の位置にすると、ファインダーが水平になり、近距離だと、ファインダーの後部が押し上げられ、ファインダーが前傾します。パララックス補正ということだと思います。うまく使えそうにありませんが、高級な感じだけはします。
ファインダー上 遠距離
(無限遠 上から)
ファインダー横 遠距離
(無限遠 横から)
ファインダー上 近距離
(近距離 上から)
ファインダー横 近距離
(近距離 横から)

ファインダーDRGM
 ファインダーにもD.R.G.M.「ドイツ帝国使用意匠」が、刻印されています。

○シュー
 ファインダーの脇には、フラッシュを取り付るためのシューが付いています。ネットで調べると、後から取り付けたものもあるということです。塗装やネジ等をシューとファインダーとで比べると、少し違いがあるように感じます。やはり、後から付けたものでしょうか。上手に付けたものです。
シュー 拡大
シュー 上から

(つづく)