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カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/135:nikkor
2008年08月30日 (土) | 編集 |
 以前にも記事を書いたことがあるタクマー時代の定番望遠レンズです。

 もうこれ以上、連れてこないようにと思いつつ、なんとも不憫でしたので……。今回は、中古のリアキャップ1個程度の値段で教材を入手しました。
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 まあ、教材でもありますし、このレポートは、「夏休みの宿題(工作)」ということにしましょう。

1 現状観察
 まず、外観チェックです。
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外観は、スレが激しく、気の毒な状態です。レンズを覗くと、奥の方のレンズ2~3枚に蜘蛛の巣状の大きなカビが発生しています。ピントリングの回転、絞り、AUTO-MANUALの切り替え等はスムーズです。
 リアキャップとフードが付いていますが、フードには、大きなアタリがあり、全体に塗装も薄くなっています。

2 課題の設定
 使用できる程度の現状回復作業を行いましょう。そのためには、次の作業を行う必要があります。
(1) カビの除去を含むレンズのクリーニング
(2) フードの調整

3 課題解決の方向性
(1) レンズのクリーニングについては、以前行ったことがありましたので、思い出しながらやってみることにしましょう。たしか、取りかかりは、レンズ前側の銘板を外すことでした。
(2) フードの歪みの方は、ラジオペンチで何とかなりそうです。鏡胴の地金が見えるスレについては、油性ペンでとも思いましたが、まあ、そこまでするまでもないと考え直し、現状維持としました。

4 作業の実際 
 まず、レンズの分解です。
 作業の写真を撮らなかったので、写真は、無しということで……。(m(_ _)m忘れておりました。)
オプナーや飴ゴムを銘板に当てて、左側に回転させます。フィルター枠が歪んでいなければ簡単ですが、歪みが大きいと外れないことがあります。今回は、少々歪みがありましたので、作業の始めから、大汗をかいてしまいました。

 銘板を外すと、レンズの脇に、レンズブロックと鏡胴を固定するネジが3本見えます。このネジを外せば、レンズブロックをボディから分離させることができます。
 このレンズのカビは、レンズブロックの最後の面についていましたので、これをクリーニングします。
 しかし、ボディー側の最後尾のレンズの内側にもカビが発生しており、もう一段の分解が必要です。よく観察すると。レンズの脇に先程外したようなネジがついていて、レンズを固定しているようでしたので、これを1本外したら、レンズが取れました。このネジには、ワッシャーがついていました。最後尾のレンズに手が届くようになりましたので、クリーニングをしました。

 次は、組み立て作業です。手順は、先程の逆に行えば良いわけですが、取り外したネジが小さすぎ、そして1cm程奥まった狭いスペースでの作業ということで、小さいネジをドライバーに固定する必要があります。ドライバーが磁石になっていれば楽なのですが、持っている小さなドライバーで、磁石になっているものがありません。もしかしたらと、Dソーを覗いてみたら、ありました、ありました。ドライバーを磁化する強力な磁石です。これを、ドライバーにセットして小さなネジに近づけると、何とかなりそうです。
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 苦戦しましたが、組立は完了です。
 
 次に、フードです。アルミ製ですので、あまり力を入れると、かえって壊してしまうことになるので、慎重に歪みを調整しました。
 胴部の塗装がはげたところは、そのままにして、完成です。
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5 まとめ・感想
 絞りに問題がなかったので、「タクマーレンズの分解は、前から」のセオリーに従って分解、クリーニングができました。
 レンズと銅鏡のスペースが狭く、ネジも小さかったことから苦労しましたが、なんとか「夏休みの宿題」が完成しました。

 作業をしつつ、行き詰まると別の楽しいことに目がいくあたりは、子どもの頃と変わっていない自分を確認した「夏休みの宿題」でした。

 夏の終わり頃に、なんとか完成するあたりが、「夏休みの宿題」の醍醐味ですね。


 写りは、こんなものです。(絞りは、4~5.6で撮影)
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軽井沢の鹿鳴館 :saniko
2008年08月23日 (土) | 編集 |
旧三笠ホテル(重要文化財)は1905年に建築された木造純西洋式ホテルです。

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このホテルの創業者は、日本郵船や明治製菓の重役の山本直良です。
ちなみに、直良の祖父は音楽家の山本直純、妻は作家の有島武郎の妹です。
となればこのホテルが華やかな社交の舞台とならないはずはありません。
明治大正時代の各界の華やかなセレブ達がたくさん集まりました。

「パイプペンダント」
筒でつり下げられたペンダント。
金属の「金」で赤色を出しているそうです。
綺麗な色ですね(*^_^*)
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「ライティングデスク」
三笠マークの装飾付きです。
(MとHが隠し字になっています。)
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「ロビーの様子」
部屋のキーボックスがいい感じです。
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外の美しい緑を眺めていると落ち着いた気持ちになります。。。
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TAMRON 24mmと行く軽井沢方面:nikkor
2008年08月18日 (月) | 編集 |
 家族で草津に行ったことは、前回家内が書きましたが、その足で軽井沢方面に向かいました。使用したレンズは、TAMRON 24mmです。istDSに着けたまま、レンズ交換も考えない適当な家族旅行です。

 まずは、白糸の滝。
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 水の流れとくればスローシャッターですが、なにせ三脚など持ってきていませんでしたので、道ばたの手すりにカメラを無理矢理押しつけての撮影。
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 何とかなるものです。


 白糸の滝の後は、重要文化財の旧三笠ホテルに行きました。
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 何よりロケーションが良く、なかなか洒落た洋館でした。
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 今回は、横着をして、レンズ交換もせずに草津から軽井沢まで通しました。銀塩の35ミリに換算すると、まさに約35ミリという画角は、家族旅行には、ちょうど良いと思った一日でした。

草津温泉 :saniko
2008年08月09日 (土) | 編集 |
nikkorと草津温泉に行ってきました。
ここは温泉の自然湧出量日本一の名湯で、さすが日本有数の温泉地だけあり、温泉規模が大きく楽しめました。

「湯畑から流れ落ちる湯滝」
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「湯畑」
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草津温泉に伝わる独特の文化である「湯もみ」のショーを観てきました。
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↓さすがプロ。力強いです!
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このあとこの湯もみを実際に体験できるコーナーがありいろいろな人に混じってsanikoも体験してきました。
一見、簡単そうに見えたのですが、実際はこの板がかなり重く、けっこう大変だったというのが感想です。




SMC TAKUMAR 1:1.8/55:nikkor
2008年08月06日 (水) | 編集 |
 SMC TAKUMAR 55mm 1:1.8を手に入れました。ペンタックスESシリーズ、SPF、SPⅡ用に作られたレンズで、光学系は、スーパー・タクマー55mm 1:1.8と同じですが、レンズコーティングがSMCになっています。
 このように、同時代のSPFと組めば、時代を感じさせるフォルムです。いいですねぇ。
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 ここで、試写をこのセットで撮影すれば良さそうなものですが、楽な方、楽な方と考えてしまい、お手軽istDSとのセットでの試写です。
 (いつか、心を入れ替えた暁には、きっと銀塩でしっかり撮影しますのでお許しを……)


 ヒマワリは、様々な花色があるようです。
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 コスモスは、こんなに暑い時期から咲いているんですね。
 SMC(スーパーマルチコーティング)の威力でしょうか、スーパータクマーレンズより抜けが良く、ボケも自然です。
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(いずれの写真も絞り4~5.6)


 このレンズが1本あれば、何でもできるような気になってしまいます。「標準レンズ中の標準」と言うにふさわしいレンズではないかと思います。
 久しぶりにこれは良いと思ったレンズでした。(入手したばかりの頃は、他のレンズでもこんな風に思ってしまいますが……)