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カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
緋花玉:nikkor
2007年09月30日 (日) | 編集 |
 園芸店になくてはならない種類です。緋色の美しい花が咲くことから、この名前がついたのだと思います。
 サボテンを集め始めた頃、サボテンの実生(みしょう:種を蒔いて苗を育てること)を行ってみたいと思いました。しかし、サボテンの種は、普通の園芸店で販売されていません。更に、ほとんどのサボテンが自家受精をしないため、同じ種類のサボテンを最低2本持ち、開花時期がうまく合ったときに交配しなければなりません。
 我が家で、こんな難しい条件をクリアしたのが緋花玉でした。暑さ寒さに強く、暑い季節になれば、花が後から後から咲き続けます。一つの花が1日でしぼんでしまっても、花が次々に咲くので、交配のチャンスが多くあります。初めて自家製の種を確保したときは、大変嬉しかったものです。
 緋花玉の種子は、小さすぎないので扱いやすく、実生の練習に適しています。種を蒔き、発芽した後、大きくなるにつれて何度も植え替えて、一人前になって花が咲く。成長過程で、兄弟でありながら刺の本数や形に違いがあることを見付けた時には、個体差というものを実感したものです。緋花玉には、長年に渡ってこんなサイクルを楽しませてもらいました。
 緋花玉は、湿度を上げて肥培すると大きくなりますが、植え替えをしなかったり日焼けをさせたりすると、こじれてしまい形が悪くなります。しかし、多少形が悪くなっても、きれいな花が次々に咲きますので、花を楽しむには十分です。
 この苗は、初代から数えて三代目(F3)に当たります。何年も植え替えていなかったので、すっかり変な形になっていますが、相変わらず花は次々に咲いています。現在、F3が三本残っていますので、F3同士で交配し、F4を育てるのも良いかなと思っています。
 
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 Micro-NIKKOR55mmF2.8+EOS KDN

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 INDUSTER-61 52mmF2.8+EOS KDN

 ロシア製のインダスターは、マクロレンズではありませんが、柔らかい感じが気に入っています。マイクロニッコールは、マイクロの名に恥じない素晴らしい描写です。使いこなすには、まだまだ修行が必要です。 
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ニコンの「ガチャガチャ」:nikkor
2007年09月26日 (水) | 編集 |
 装着されているレンズの開放F値を機械的にボディ側の露出回路に伝える操作が、世に言う「ニコンのガチャガチャ」です。
 Nikon FのFTNファインダーやF2のフォトミックファインダー、NikomatのELやFTNもガチャガチャを行った後に使用します。レンズの絞り値をF5.6に合わせておき、ボディーにレンズを装着した後、左側いっぱいに絞りをガチャガチャと回せば、絞り開放値の伝達完了。このガチャガチャを称して、ニコン使用の作法とか儀式などと大げさなことを言う人もいます。
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 ニコンのレンズは、AI方式になったことで、レンズ装着と同時にTTL開放測光が可能になり、ガチャガチャはその役目を終えました。
 レンズもボディーもAI方式になりましたが、ニコンは、ユーザーのために、AI方式のレンズに「カニのつめ」を付け、AI以前のボディーにもAIレンズを使ってガチャガチャができるようにしました。逆に、AI以前のレンズをAIに改造するサービスも行い、AIへの移行をスムーズにしました。ユーザーにとっては有り難いことで、このあたりがニコンらしいところです。
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 発掘現場でバイトをしていた頃、このガチャガチャを見て、凄い仕掛けだと思ったものです。 

 キヤノンのF-1のように、アイレベルファインダーに露出計がついていればなどと思ったりもしました。
レトロな風景 :saniko
2007年09月20日 (木) | 編集 |
街角にあるホーローの看板には、レトロなものがたくさんある。
紙のポスターなどとは違い頑丈だから、ずっと存在し続けられるのでしょう。

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所変わって、レトロな感じの喫茶店が入っていたビルの裏側に、ブリキ缶が無造作に転がっているのを見つけました。
なんだかとっても可愛い風景に思えました。。。

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ニコン F2フォトミック:nikkor
2007年09月16日 (日) | 編集 |
 ニコンF2フォトミックは、憧れのカメラでした。

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 バイトをして、辛うじてペンタックスをレンズ付きで手に入れた頃(えらく昔の話ですが・・・)、キヤノンF-1、ミノルタX-1と並んで、最高峰のカメラでした。カタログさえも「プロフェッショナルの道具」というような、ただならぬ雰囲気がありました。

 カメラファン一般に、Nikonのロゴがペンタ部についているだけで、それはもう別格という存在でした。腕の未熟な者が、「NikonのFやF2」、「マーチンやギブソンのギター」を使うものではないというような考えを持っている人がたくさんいました。(今考えると、一種のひがみですかね。)
 友人のカメラも、オリンパスOM-1、キヤノンFTb、ミノルタSRT101そして、NikomartFTNで、NIKONは、中古で買ったFのアイレベルを持っているサークルの先輩が一人いるだけでした。
 
 ニコンF2フォトミックに憧れたのは、当時、バイトをしていた遺跡の発掘現場に、シルバーの55mmF1.2付きがあったからでした。大振りなレンズを付けて、その存在を主張しているようでありました。仕事場の道具という感じでしたね。

 何年か前に手に入れたF2フォトミックは、ブラックボディーです。フォトミックファインダーはどれも黒で、併せてボディーも黒なので、色的に統一がとれており、姿形がなかなか良いと思っています。

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 シルバーのボディに黒のフォトミックファインダーというのは、あれはあれで良いのですが、口の悪い人は、パンダの様と言うかも知れません。

 FがF2になって、ずいぶん使いやすくなりました。
 シャッターボタンの位置が前方に移動し、押しやすくなりました(ほとんどのカメラは既にこうなっていましたが....それまでのフラッグシップ、ニコンSシリーズのレイアウトを頑固に踏襲しているところがニコンらしいところでもあります)。
 また、裏蓋の開閉も蝶番を使ったものになり、フィルムの装填が楽になりました。Fは、裏蓋を取り外してフィルムを装填していましたから作業が簡単になりました。裏蓋が完全に外れる仕掛けも、あれはあれで、潔いというか、腹に何もないことを主張しているというか・・・。
 Fの裏蓋の仕掛けを知らない人に、実際にやって見せると、驚くんですよね。(^O^)
 底部は、裏蓋の開閉レバーにFのテイストが残っています。黒いボディに銀色のつまみ、白の文字、ウ~ン、なかなか格好いいですねぇ。
 前の所有者は、ケースに入れて使っていたようで、底部にほとんど傷がありません。傷をつけないように気を付けなければ....もったいない、もったいない。

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 シャッターは、機械式で、電池があろうとなかろうと、いつでも撮影ができます。まあ、当時は、それが当たり前でしたので、値段が安いカメラも高いカメラも機械式のシャッターでした。その後、カメラがどんどん電子化されて、現在のカメラは、電源がなければただの箱になってしまいました。逆に、機械式のシャッターが組み込まれたカメラは、こだわりのある道具として評価されるようになりました。

 私のF2フォトミックには、シャッターが押しやすいようにAR-1をシャッターに付け、シャッターの高さを調整しています。シャッター音は、「ガチャッ」という大きめの音で、シャッターを切ったなと納得がいく音がします。「私は、写真を撮りました。全ては、私の責任です。」と周囲の人に知らせているような音です。

 F2は、機械式カメラを楽しむ最高峰と思っています。

 撮影結果は、後日。
横浜市開港記念会館 :saniko
2007年09月10日 (月) | 編集 |
この建物は横浜市開港を記念して1917年に開館した公会堂です。
赤煉瓦に花崗岩を取り混ぜた外観が印象的です。

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内部は大正期の建物として華やかで優れた意匠が施されており、大正期には音楽会が開かれる等、華やかな社交場でした。

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どこを見ても素晴らしいデザインばかりで目を見張りましたが、ここで特に印象に残ったのは開港当時の様子を描いた美しいステンドグラスでした。

[2階広間のステンドグラス]
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1860年、日米修好通商条約のため遣米使節団一行が乗った米軍艦のデザイン
[「ポーハタン号」のステンドグラス]

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これは普通の窓ですが、外の景色が窓枠に縁取られ、ステンドグラスを見ているような感じがしました。
[階段飾り窓]

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キヤノンEX-AUTO:nikkor
2007年09月05日 (水) | 編集 |
 いつものジャンクコーナーで、キヤノン EX-EEを見かけました。そういえば、EX-AUTOが家にあったことを思い出し、防湿庫から取り出しました。

 このカメラは、だいぶ前に入手していたものですが、空シャッターを切って遊んだ後、フィルムも通さずに、防湿庫の住人にしていたものでした。

 使ってやれなかった反省を込めてもう一度観察から。

 まず、ボディーです。直線的なデザインでペンタ部は小さく処理されており、シャープな印象を受けます。ただ、ボディー全体が大きく、ホールディングしやすいのですが、気軽に持って歩くのには、気持ちを相当高める必要があります。

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 ファインダーは、いたってクリアーです。それもそのはず。ピントグラスがファインダーの中心部にのみ円形に配されており、あとは素通しです。よく見えるので、目が良くなったようなような気になります。

 このカメラの最大の特徴は、なんと言ってもレンズです。レンズ交換は、レンズの前群を取り外して付け替えます。このことによって、コストをおさえた製品作りを行っていました。

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 しかし、コストをおさえても、安かろう悪かろうではなく、フィルムの装着を容易にするQL(クイックローディング)機構やEE機構、堅牢なボディーなど、キヤノンらしい先進的かつ手堅い製品作りが行われていました。

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 (フィルムの装着がうまくいかないことが初心者の大きな問題でした。フィルムをセットして裏蓋を閉めると勝手にフィルムが巻き上がる現在のカメラでは、考えられないことです。)

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 (キヤノン得意のシャッター速度優先AEとマニュアルの絞りです。凝った仕掛けのように感じます。)


 交換レンズは、何種類かあったようです。見つけたらGETしましょう。


 写りは、こんな具合です。

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 撮影は、8月の中旬でしたが、奇跡的に残っていたというか、狂い咲きしていたというか「ガクアジサイ」です。


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 こちらが、この季節本来の花「西洋芙蓉」です。


 すべてEE(う~ん郷愁をさそう響きです。)で撮影しましたが、露出も完璧でした。