カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
ニコンF3 HP:nikkor
2008年03月17日 (月) | 編集 |
 デジタルが導入されるまで、長い間、我が家のエースを務めてくれていたのが、このF3です。銀塩のオートフォーカスも並行して使っていましたが、大事な場面では、やはりマニュアルのF3が活躍しました。信頼という点では、我が家随一でした。今では、ほとんどマウンドに立つことはなくなりましたが、防湿庫の主として、貫禄(それにしても、ずいぶん傷だらけになったなぁ)だけは十分です。
DSCN3721小


 F3は、巻き上げやシャッターの感触が抜群です。マニュアル機の中では、これが最高峰だと思っている人も多いと思います。

 デザインは、あのランボルギーニをデザインしたジウジアーロです。赤いストライプも入って、当時の最先端という感じがします。だいたい、保守王国のイメージが強いニコンが、こともあろうにフラッグシップ機のデザインに、外国人デザイナーを起用したのですから、これは大変なことです。
 ニコンFの出発点であるアイレベルファインダー付きは別格として(なんと言っても、このデザインが究極だなぁ)、F→F2と続いたフォトミックファインダーの増築という違法建築のようなデザインからやっと卒業した三代目のF3は、バランスの取れた優れたデザインになりました。

 F3+モータードライブMD−4+長いレンズの組み合わせは存在感抜群で、「無敵」という言葉がよく似合います。もう何でも来いという感じで、「アポロロケットの打ち上げでも撮りにいこうかぁ‥‥‥‥」てな乗りです。
 しかし、コンパクトな28mmや35mmなどと組み合わせれば、これがまた大変取り回しが良くなります。我が家のF3は、ファインダースクリーンを格子状の線が入っているものと交換し、構図や水平が即座に分かるようにしています。F3とコンパクトなレンズの組み合わせは、スナップ撮影にも「無敵」だと思っています。

 やはり金属カメラはいいですね。手触りや重量感、ファインダーの見え、そして操作全体のバランス。これこそカメラだという感じがします。久しぶりに空シャッターを切ってみました。巻き上げ→シャッター、巻き上げ→シャッター、巻き上げ→シャッター‥‥、もう、最高‥‥‥。
 程度にもよりますが、現在F3の中古品は、目を疑うような目を覆いたくなるような激安プライスで売られています。ニコンのフラッグシップ機であったF3は、今が買いだと思います。

 こんなテイストのデジイチが発売されないものですかね。工業製品には、性能が感じられる美しさが必要だと思います。現在のフラッグシップ機は、かつての違法な増築のようなデザインになりつつあるように感じるのですが‥‥。

画像は、以前撮影したものです。
浄土ヶ浜 小

【TAMRON SP 500mm F8】
ニコンの「ガチャガチャ」:nikkor
2007年09月26日 (水) | 編集 |
 装着されているレンズの開放F値を機械的にボディ側の露出回路に伝える操作が、世に言う「ニコンのガチャガチャ」です。
 Nikon FのFTNファインダーやF2のフォトミックファインダー、NikomatのELやFTNもガチャガチャを行った後に使用します。レンズの絞り値をF5.6に合わせておき、ボディーにレンズを装着した後、左側いっぱいに絞りをガチャガチャと回せば、絞り開放値の伝達完了。このガチャガチャを称して、ニコン使用の作法とか儀式などと大げさなことを言う人もいます。
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 ニコンのレンズは、AI方式になったことで、レンズ装着と同時にTTL開放測光が可能になり、ガチャガチャはその役目を終えました。
 レンズもボディーもAI方式になりましたが、ニコンは、ユーザーのために、AI方式のレンズに「カニのつめ」を付け、AI以前のボディーにもAIレンズを使ってガチャガチャができるようにしました。逆に、AI以前のレンズをAIに改造するサービスも行い、AIへの移行をスムーズにしました。ユーザーにとっては有り難いことで、このあたりがニコンらしいところです。
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 発掘現場でバイトをしていた頃、このガチャガチャを見て、凄い仕掛けだと思ったものです。 

 キヤノンのF−1のように、アイレベルファインダーに露出計がついていればなどと思ったりもしました。
ニコン F2フォトミック:nikkor
2007年09月16日 (日) | 編集 |
 ニコンF2フォトミックは、憧れのカメラでした。

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 バイトをして、辛うじてペンタックスをレンズ付きで手に入れた頃(えらく昔の話ですが・・・)、キヤノンF−1、ミノルタX−1と並んで、最高峰のカメラでした。カタログさえも「プロフェッショナルの道具」というような、ただならぬ雰囲気がありました。

 カメラファン一般に、Nikonのロゴがペンタ部についているだけで、それはもう別格という存在でした。腕の未熟な者が、「NikonのFやF2」、「マーチンやギブソンのギター」を使うものではないというような考えを持っている人がたくさんいました。(今考えると、一種のひがみですかね。)
 友人のカメラも、オリンパスOM−1、キヤノンFTb、ミノルタSRT101そして、NikomartFTNで、NIKONは、中古で買ったFのアイレベルを持っているサークルの先輩が一人いるだけでした。
 
 ニコンF2フォトミックに憧れたのは、当時、バイトをしていた遺跡の発掘現場に、シルバーの55mmF1.2付きがあったからでした。大振りなレンズを付けて、その存在を主張しているようでありました。仕事場の道具という感じでしたね。

 何年か前に手に入れたF2フォトミックは、ブラックボディーです。フォトミックファインダーはどれも黒で、併せてボディーも黒なので、色的に統一がとれており、姿形がなかなか良いと思っています。

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 シルバーのボディに黒のフォトミックファインダーというのは、あれはあれで良いのですが、口の悪い人は、パンダの様と言うかも知れません。

 FがF2になって、ずいぶん使いやすくなりました。
 シャッターボタンの位置が前方に移動し、押しやすくなりました(ほとんどのカメラは既にこうなっていましたが....それまでのフラッグシップ、ニコンSシリーズのレイアウトを頑固に踏襲しているところがニコンらしいところでもあります)。
 また、裏蓋の開閉も蝶番を使ったものになり、フィルムの装填が楽になりました。Fは、裏蓋を取り外してフィルムを装填していましたから作業が簡単になりました。裏蓋が完全に外れる仕掛けも、あれはあれで、潔いというか、腹に何もないことを主張しているというか・・・。
 Fの裏蓋の仕掛けを知らない人に、実際にやって見せると、驚くんですよね。(^O^)
 底部は、裏蓋の開閉レバーにFのテイストが残っています。黒いボディに銀色のつまみ、白の文字、ウ〜ン、なかなか格好いいですねぇ。
 前の所有者は、ケースに入れて使っていたようで、底部にほとんど傷がありません。傷をつけないように気を付けなければ....もったいない、もったいない。

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 シャッターは、機械式で、電池があろうとなかろうと、いつでも撮影ができます。まあ、当時は、それが当たり前でしたので、値段が安いカメラも高いカメラも機械式のシャッターでした。その後、カメラがどんどん電子化されて、現在のカメラは、電源がなければただの箱になってしまいました。逆に、機械式のシャッターが組み込まれたカメラは、こだわりのある道具として評価されるようになりました。

 私のF2フォトミックには、シャッターが押しやすいようにAR−1をシャッターに付け、シャッターの高さを調整しています。シャッター音は、「ガチャッ」という大きめの音で、シャッターを切ったなと納得がいく音がします。「私は、写真を撮りました。全ては、私の責任です。」と周囲の人に知らせているような音です。

 F2は、機械式カメラを楽しむ最高峰と思っています。

 撮影結果は、後日。
キヤノンEX−AUTO:nikkor
2007年09月05日 (水) | 編集 |
 いつものジャンクコーナーで、キヤノン EX−EEを見かけました。そういえば、EX−AUTOが家にあったことを思い出し、防湿庫から取り出しました。

 このカメラは、だいぶ前に入手していたものですが、空シャッターを切って遊んだ後、フィルムも通さずに、防湿庫の住人にしていたものでした。

 使ってやれなかった反省を込めてもう一度観察から。

 まず、ボディーです。直線的なデザインでペンタ部は小さく処理されており、シャープな印象を受けます。ただ、ボディー全体が大きく、ホールディングしやすいのですが、気軽に持って歩くのには、気持ちを相当高める必要があります。

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 ファインダーは、いたってクリアーです。それもそのはず。ピントグラスがファインダーの中心部にのみ円形に配されており、あとは素通しです。よく見えるので、目が良くなったようなような気になります。

 このカメラの最大の特徴は、なんと言ってもレンズです。レンズ交換は、レンズの前群を取り外して付け替えます。このことによって、コストをおさえた製品作りを行っていました。

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 しかし、コストをおさえても、安かろう悪かろうではなく、フィルムの装着を容易にするQL(クイックローディング)機構やEE機構、堅牢なボディーなど、キヤノンらしい先進的かつ手堅い製品作りが行われていました。

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 (フィルムの装着がうまくいかないことが初心者の大きな問題でした。フィルムをセットして裏蓋を閉めると勝手にフィルムが巻き上がる現在のカメラでは、考えられないことです。)

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 (キヤノン得意のシャッター速度優先AEとマニュアルの絞りです。凝った仕掛けのように感じます。)


 交換レンズは、何種類かあったようです。見つけたらGETしましょう。


 写りは、こんな具合です。

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 撮影は、8月の中旬でしたが、奇跡的に残っていたというか、狂い咲きしていたというか「ガクアジサイ」です。


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 こちらが、この季節本来の花「西洋芙蓉」です。


 すべてEE(う〜ん郷愁をさそう響きです。)で撮影しましたが、露出も完璧でした。
キヤノン A−1 その3:nikkor
2007年08月07日 (火) | 編集 |
 さて、機械的に蘇ったA−1です。
 モルトが劣化していましたので張り替えをし、ボディーを拭き上げれば、カメラロボットの再出発です。
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 A−1は、キヤノンお得意のシャッター速度優先のほか、絞り優先の切り替えも簡単で、この辺りが、いかにもロボットらしいところです。
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 巻き上げ、シャッターの感触がよく、ファインダーもなかなか優秀です。
 カメラ単体では、アトム的な軽快・高性能ロボットですが、モータードライブを装着すれば、迫力が出て、鉄のサムソン的(分かる人はあまりいないだろうなぁ)で、いよいよロボットらしくなります。(ジャンク棚でモータードライブをパトロール中に発見するなどということは、・・・まあ、ないな。)
 
 電源は、6Vです。ジャンクカメラの復活ですから、こちらもそれなりに。LR44をセロテープで固定して6Vにし、アルミホイルを丸めて押し込み、完成です。
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 写りの方は、マニュアル標準レンズの雄、ニューFD50mmF1.4ですからこの通り。ニューFD50mmF1.4は、すでに持っていましたが、AE−1を入手した際、ボディーキャップ代わりと思って手に入れたものでした。レンズ表面に薄い拭き傷がありましたが、写りには影響がないようです。
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CENTURIA SUPER 400

 手持ちのCENTURIA(コニカミノルタ)が少なくなってきました。パッケージがそっくりなCENTURIA(DNP)は、中身がK社という話もあるので、パトロール中にコニカミノルタ製を見つけたら、確保しておこうかと思っています。