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カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
Baldax (D.R.G.M.)試写:nikkor
2012年12月11日 (火) | 編集 |
 以前、アップしたバルダックスです。
全体1

 高知に行ったとき、お供をしました。とにかく古い機体で、ピントが目測、十分に精度が出ているか不明です。撮影に際しては、絞りF8~F11、ピント無限遠で行いました。70年程前のテッサーF3.5は、どのような写りなのでしょうか。

 桂浜です。日が落ちかかり、岩場がシルエットのようになっています。
 絞ってもそれ程シャープになりませんでした。色乗りは、浅く感じます。レンズを十分にクリーニングできれば、もう少し良くなるかも知れません。 
桂浜1 小

 コンデジの画像です。
桂浜s6000

 フィルムの巻き上げは、後ろの赤窓を使用します。
 まず、左の窓に数字が来たら、そこで撮影します。次に、右側の窓に数字が来るまでノブを巻き上げます。右の窓に数字が来たら、そこでも撮影します。こうすることによって、6×9判のフィルムを半分の6×4.5として使います。
赤窓

 高知市には、土佐電鉄の路面電車が走っています。
高知 1

高知3

高知5

 カラー撮影など想定しない時代のレンズです。色の乗りなどと言うのは、少々かわいそうです。白黒フィルムを詰めて、イエローフィルターでも付けて撮影すれば、面白いかも知れません。

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フジカシックス その2:nikkor
2012年10月06日 (土) | 編集 |
 次は、本機の状態です。
正面から

 まず感じるのは、工作が良いこと。これまで手にしたスプリングカメラは、その多くが華奢で、うっかりすると壊してしまいそうな危うさがありました。もちろん、オリンパスやマミヤ等の有名メーカーの製品は、そんなことはありません。フジカシックスも富士写真フィルムの製品。堅牢で、細部まで気を配った工作が見られます。
側面 右

側面 左

 レンズは、年数の割には状態が良い方ではないかと思います。
 シャッター速度は、それなりに出ています。ネットで情報収集をしている際、シャッター速度が、最高速300分の1秒の個体を見付けました。本機は、500分の1秒。少し、新しいものでしょうか。
シャッター速度

 蛇腹にピンホールは、見られません。
上から

 裏蓋を開けると、6×6判とセミ判の切替レバーがあります。どちらかに切り替えると、赤窓もそれに連動して選択されます。今回は、6×6判を選択しました。
フィルム室

切り替えレバー

試写は、休日天気の良いときに行います。「秋田の秋」を撮影してみたいと思っています。
 「きりたんぽ」は、もう新米でしょうか?楽しみです。

背景入り②



フジカシックス その1:nikkor
2012年09月29日 (土) | 編集 |
例によって、Kムラでジャンクという表示のスプリングカメラを発見しました。ファインダー付近の形状が流線型で、フジカシックスということが、すぐに分かりました。レンズは、きれいな方だと思います。確か、写りも良かったはず。当分、楽しめそうです。
背景入り①

 それでは、情報収集から。
 フジカシックスⅡCです。
・ 1952年発売。当時、トップカバーが流線型で話題になりました。ファインダーは、目測式。
・ レンズは、フジナー75mmF3.5(3群4枚)。ピント合わせは、直進ヘリコイド。
・ シャッターは、セイコーシャラピッド B、1~1/500秒、右手シャッター。
・ 6×6判とセミ判(6×4.5判)の切り替え可能。
・ フィルム巻き上げは、赤窓式。

 60年も前のカメラだったのですね。流線型のデザインは、鉄腕アトムの単行本(古いね)に、よく登場していました。なかなか良いです。
 1955年に登場した後継機であるスーパーフジカシックスは、6×6判専用になり、セミ判は廃止されました。セミ判が撮影できる本機は、ある意味で貴重な存在です。

(つづく)

Baldax (D.R.G.M.)その10:nikkor
2012年09月16日 (日) | 編集 |
 観察・情報収集だけで、これだけ楽しませてもらいました。既に、元は取ったようなものです。しかし、カメラですから、写真を写させてやりたいと思います。クリーニング作業を行います。
○レンズのクリーニング
 まず、レンズの分解作業に取り掛かりたいと思います。
 レンズを観察すると、レンズの側面にマイナスの小ネジがありました。おそらくこれを外せばレンズが露出するはずです。後で、ピントが分からなくなるといけませんから、分解前にピントを無限遠に合わせておきます。
 よく見ると、ネジの状態が既に誰かが手をかけたように感じます。良くない結果が想像されます。
分解前

 ネジは、三本とも簡単に外れました。距離環も外れました。
ネジ

 レンズ前群(第1群)が露出しました。何人かの人が以前に分解したらしく、レンズ前群とボディーに印が付けられています。しかも、いくつも・・・。どの傷が正しい無限遠なのか、よく分かりません。印は、一つにしてもらいたい・・・・。
マーキング

 レンズ前群をひねって外しました。誰かがグリスアップしたらしく、少々多めのグリスがはみ出しています。余計なグリスを拭き取って、レンズをクリーニングします。前に分解した人もこの辺りまでだったらしく、中の方の汚れが、残りました。溶剤に漬けて、前群を分解することも考えられますが、なにぶん古いレンズですので、今回は、ここまでとしておきましょう。ボディー側に残ったレンズもクリーニングしましたが、成果はそれほどでも・・・というところです。
 組み上げは、何人かの人が付けたのだろう印を見ながら、おそらくこの辺りと思うところで、ネジをしめました。とりあえず、フィルムを通してみるつもりですが、後日、ピント調整が必要になりそうです。
レンズ前群

 よく見ると、蛇腹にも補修した跡がありました。何人もの人が、修理に取り組んだようですね。
蛇腹補修跡

 次は、ピントの調整、そして、試写となります。少々時間がかかりそうですので、そのうちにということで・・・。(11月頃までお待ちください・・・)





Baldax (D.R.G.M.)その9:nikkor
2012年09月07日 (金) | 編集 |
○フィルム室
 フィルム室は、このようになっています。
フィルム室1

 左から右にフィルムが巻き取られていきます。フィルムの装着が簡単にできるよう、フィルムが収まる部分の金具が、外側に飛び出すよう工夫されています。
フィルム室2

 フィルム室には、スプールが残されていました。よく見ると、FUJIの文字が見えます。ドイツで生産されたカメラが、日本で使われていたのですね。そして、巡り巡って、我が家に・・・。
スプール

(つづく)