カメラおたくの夫nikkorと、デジカメ撮影が趣味の妻sanikoのカメラ日記。
リコーFF−1sその2:nikkor
2007年11月10日 (土) | 編集 |
 さあ、チェックをしてみましょう。

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 大きなアタリはありませんが、全体に、年式相応の状態です。ファインダーは、曇っていて、清掃が必要です。モルトは、へたってきていますが、試写に影響が出ない程度かと思われます。

 ということで、ファインダーの清掃です。
 まず、トップカバーを外します。
 お約束通り、巻き戻しクランクの軸についているねじを外します。これで巻き戻しクランクがボディーから外れます。

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 次にボディーについているねじ3カ所を外します。

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 これで、トップカバーが外れると思いきや、動きません。まだ、どこかに固定されている部分がありそうです。もしやと思い、カッターの刃で貼り革を剥がしていくと、ありました、ありました、ねじがもう1本隠れていました。

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 トップカバーがはずれました。
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 緑色のスルメのような基盤には手を触れないよう気を付けて、ファインダーの清掃に取りかかりましょう。
 ところが、これがどうも簡単にファインダーの中の方に手が届かない構造になっています。オリンパスペンEEDやコニカアイの時には、素通しのガラスでしたが、FF−1sのファインダーには、レンズが組み込まれているようです。
 カラーリケノン35mmは、一応広角ですから、その画角がカバーできるファインダーにするためには、凹レンズの組み込みが必要ということなのでしょう。
 ファインダーをじっくり観察していると、ファインダーブロックにレンズを固定しているフレームに切り欠きを見付けました。この切り欠きは、ファインダーの前にも後ろにもついています。そこで、切り欠きに薄いマイナスドライバーを入れ、ファインダーの前と後ろのレンズをこじ開けることにしました。
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 結果は、大成功。前後の二枚のレンズが外れました。奥の方に、まだレンズ状のものがありましたが、クリーナー液をつけて拭いたらかなりクリアになったので、これ以上の分解は行わないことにしました。
 よく見えるようになったファインダーは、やはり気持ちがよい。(^_^)v

 試写結果は、後日掲載します。

リコーFF−1s その1:nikkor
2007年11月08日 (木) | 編集 |
 どなたかのブログに、「意してプラカメ拾う者なし」という言葉がありました。同感です。
 現在、我が秘密基地には、パトロール先に並んでいるプラカメを無制限に拾ってくるような空きスペースの余裕がありません。基地の拡大については、当局の目が厳しくなっている当局がカメラに詳しくなってきたので、迂闊なことはできない状況です。
 従って、面白そうなカメラだなと思っても、「意してプラカメ拾う者なし」の基本方針は、簡単に変えられそうにありません。

 しかし、つい出来心で、この掟を破ってカメラのKムラからプラカメを連れてきてしまいました。(^_^)/~
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 リコーFF−1sです。
 ミノックスのように、前蓋を開いてレンズを繰り出す仕掛けです。全体がプラスチックで覆われ、チープな感じですが、この仕掛けがなかなか面白い。
 帰りに、DソーでLR44の2個セットを105円で買い、電池交換をしたら見事に復活しました。カメラ本体より電池の方が高くついてしまう結果になりました。かつてプラカメは、花形商品だったのですがね。どうも釈然としませんでした。(^_^;)

 FF−1sは、1980年発売で、78年に発売されたFF−1の後継機です。軽量コンパクトで、前蓋を閉じれば、レンズが胴体に格納されてフラットな形状になるので、上着のポケットに入れられます。ピント合わせは目測ですが、スプリングカメラで慣れているので、あまり不便はありません。レンズは、カラーリケノン35mmF2.8が付いています。

つづく
キヤノネット(初代) その2:nikkor
2007年08月15日 (水) | 編集 |
 その後、1ヶ月近く、なんとかならないかなぁと思いながら空シャッターを切ってみましたが、症状の変化はありませんでした。

 原因は、おそらく低速シャッターのガバナーが、劣化した油で固着しているのではないかと思われます。シャッターのメカまで分解すると、組み立てが大変です。(我が家には、シャッターの組み立てで降参してしまったカメラが○台ありますので……)
 しかし、今回は、強い味方の参考図書があります。「レンズシャッターカメラ修理教室」に、本機のシャッターの分解が説明されているのです。記事を読んでみると、確かに、注意事項やコツはありますが、何とかなりそうな感じです。勉強ということで、意を決して分解することにしましょう。
 と思って空シャッターを切ったら、ありゃ、低速シャッターが切れた(?_?)。何回やっても、どの速度でも切れます。このごろの暑さで、固着した油が溶けたのでしょうか。原因はよく分かりませんが、まあ、何にしても結果オーライで、分解は取り止め。レンズをクリーニングし、組み上げて終了。
 勉強は、今度ということで・・・・・。


 次は、ファインダー関係のクリーニングです。
 トップカバーを固定しているねじを3本外します。これで、トップカバーがはずれます。
本機は、巻き戻しクランクや巻き上げレバーがボディー底部についていますので、トップカバーを取り外す際、分解の必要が無く、作業が楽です。
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 接眼レンズの接着剤が劣化して、レンズが外れていました。接眼レンズをクリーニングした後、木工用ボンドを少しだけつけてトップカバーに接着しました。
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 ファインダーのカバーは、大々的に指紋がついていました。組み立てた人が、慣れていなかったのでしょうか……。
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 このカバーは、ねじ2本ではずれます。中の汚れは、レンズクリーナーで拭き取ります。
 ただし、ハーフミラーだけは、拭かないようにしなければなりません。ミラーが素通しガラスになってしまいます。
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 メンテナンス終了。
 なんと言っても、左手で巻き上げ、右手でシャッターを切るという作業が軽快です。左手の動きが大き過ぎて、人前で使うことに少々気恥ずかしい感じはありますが、これはこれで楽しい。
 大きくて、ホールディングしやすいのですが、でかい、重い、必ずしも美形とは言い難い、使用している様子が大げさすぎるなどの理由から、我が家での活躍場面はあまり多くないと思われます。
 しかし、売れに売れたキャノネットの初代は、F1.9の明るいレンズ、AUTOが付いた先進性、しっかりとマニュアルも押さえているところなど、今でも魅力十分です。
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 写りは、ごらんの通りです。今でも十分に通用します。
  
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(絞りAUTO   CENTURIA SUPER 400)

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(絞りAUTO   CENTURIA SUPER 400)
キヤノネット(初代) その1:nikkor
2007年08月11日 (土) | 編集 |
 また、ジャンクコーナーから、年季の入った迷える子羊を救出してきました。爆発的に売れたキヤノネットの初代です。
 光を取り入れる透明のアクリル窓が大きく、あまり格好良くありません。ニコマートを連想させるボディーの大きさ。それにしても大きいなぁ。そして、重い。これは、もうカメラ界の弁当箱です。(^_^;)
 発売からかなり時間が経ち、様々な問題をかかえてジャンクコーナーの住人になったようです。
 
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 問題点は以下の通り。

1 全体的に汚れています。
2 巻き上げはできますが、シャッター羽根が開きません。(シャッターは、落ちているようです。)
3 接眼部分のレンズが脱落して内部に落ちかかっています。
4 ファインダーをのぞくと、フォギーな世界が広がっています。

 セレンは、生きているようで、EEの位置に絞りを固定してシャッターを切ろうとすると、明るさに反応して絞り羽根が開閉します。(^_^)v
 しかし、絞り羽根の開閉はのんびりしており、シャッター羽根も含め、オイルが回っているようです。

1について
 とにかく磨くこと。いつものように固く絞ったタオルのほか、クリーンボーイ(石けん)やアクリルサンデー(アクリル研磨剤)も動員して磨きをかけました。少しは汚れも取れたかなという程度の結果でした。
2 について
 絞り羽根の動きから想像して、シャッター羽根にも油が回っていることが考えられます。レンズの分解を行い、シャッター羽根までたどりつく必要があります。
 そこで参考にしたのが、「レンズシャッターカメラ修理教室(クラッシックカメラ選書29)」です。この本に紹介されているキヤノネットの症状は、正に今回のカメラと同じです。

 それでは、レンズ部分の分解とクリーニングに取りかかりましょう。
 まず、光を取り入れるための透明なアクリル窓を固定しているアルミのリングを外します。

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注意して作業をしましたが、切り欠きを少しなめてしまいました。材質がアルミ(たぶん)ですから、どうしてもこうなってしまいます。

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 リングが外れると、アクリル窓が簡単に外れます。レンズの前群が現れたら、罫書きコンパス(ジャンクコンパスとも言うらしい)等で外します。指サックを親指と人差し指につけて、レンズをねじっても何とかなりそうです。

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 レンズ前群が外れると、シャッター羽根が露出します。綿棒にベンジンを含ませ、清掃作業をしながらシャッターを切ってみます。

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 しばらくシャッター羽根をクリーニングしていると、「チャッ」と音がして、シャッター羽根が動きました。(^_^)v
 しめたと思い、念入りにクリーニングをしてシャッターを切ってみましたが、1/50より低速のシャッターが切れません。速いシャッター速度なら、おそらく速度もほぼ正確に切れるのですが、低速にするとウンともスンとも言いません。ここで、一旦停止です。
 レンズの前群を外したままの状態で「待った」がかかってしまいました。


つづく
リコー35デラックスL:nikkor
2007年06月09日 (土) | 編集 |
 リコーのホームページを見ていると、リコーカメラ全機種リストを発見しました。その中に、以前アップしたリコー35デラックスが何タイプか紹介されていたので、所有している個体が、いつ頃の物か調べてみました。

 我が家のカメラの特徴は、こんなところです。
1 軍幹部は、フラットで、シンクロ接点が、ボディの左側についています。カウンターは自動復旧式で、巻き戻しクランクが左肩に付いています。
2 ライトバリューシャッターが付いています。シャッター速度と絞り値で一度適正露出を決定すれば、別の速度や絞り値の組み合わせでも同じように適正露出になるような仕掛けです。まあ、便利といえば便利、なくても何も問題は起こりません。西ドイツで発明され、当時流行だった仕掛けです。
3 シャッターは、セイコーシャMXLです。
4 今のものと形態に違いはありますが、ホットシューが付いています。従って、ストロボを付ければ、普通に使用することができます。しかも、全速同調で。
 この頃にホットシュー付きのカメラがあったことが驚きです。

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 さて、これらの特徴と合致するものは、1957年のリコー35デラックスLです。50年も前の機械でした。何年がかりかでやっと、このカメラの出自が判明しました。
 ホームページの解説を見ると、こんなことが書いてありました。
 「レンズ リコマット 45mm F2.8 3群5枚構成(富岡光学製)」
この個体は、RIKOMAT 45mmF2.8が付いています。ということは、世界のコンタックスから技術の高さを認められ、日本製のコンタックスレンズを製造したあの富岡光学製のレンズが付いているカメラです。
 雑誌の記事には、「日本のズミクロンと呼ばれた」などという記述がありました。(コンタックス次は、ライカ)話半分としても、定評のあるレンズがついていたのは嬉しいことです。
 このカメラは、トリガー式の巻き上げが特徴になっています。少々大げさな仕掛けですが、当時は、速写性が大きなセールスポイントだったのでしょう。

 実は、私が気に入っているのは、ストラップを持ったとき、カメラがバランス良く水平になるということです。
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 レンズが重くて前かがみになるのは、どうもよろしくありません。良いものは、バランスが良く安定しており、デザインに破綻がない。変な形と感じるデザインは、きっと無理をしているのではないかと思います。バランスが良いだけで、高性能な感じがします。(C社の50mmF0.95は、極端にバランスが悪いと思います。まあ、あれはあれで迫力が有り、・・・結構いいですね。・・・・あれもいいなぁ)


 描写については、ご覧の通りです。

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 スキャナーが、もっとよければなぁ。